投資手法①<トップダウン/ボトムアップ>

 投資をする際に、「干支から見る投資判断」を紹介しました。(リンク貼ってます。気になった方はクリック)
続いては、「トップダウンアプローチ」と「ボトムアップアプローチ」の投資手法についてご紹介します。

<用語説明>
トップダウン・アプローチ
…経済・社会・政治などを取り巻く環境の分析から、業種別や国・地域別の組入れ比率を決め、その比率の中で組入れ銘柄を選んで投資する手法。

ボトムアップ・アプローチ
…個別企業の訪問リサーチや企業別IR(業績等の公表)などで、投資魅力のある銘柄を選び出し、ポートフォリオを構築していく投資手法

 用語説明を読んだだけでは、「???」の読者の方もいらっしゃると思いますから、かみ砕いて表現しますと、①はマクロ(大きい視点)➡ミクロ(小さい視点)で物事を見るということ、②はミクロ(小さい視点)➡マクロ(大きい視点)で物事を見ることです。図を貼りましたので、イメージと合わせて覚えてしまいましょう。

 私自身においては、経済がすべてだと考えているので、「GDP」(国内総生産)が大きい、人口が増えている、国が成長している、を判断基準に金融商品を選んでいます。➡つまり「トップダウン・アプローチ」で金融商品を選択しています。(米国や中国、インド、東南アジアなど)。一方で「ボトムアップ・アプローチ」は無意味なのかというと、そうではありません。たとえ国力が衰退していても、優秀な企業はあります。それを様々な分析手法を用いて発見し、先に投資しておき、みんなに注目され、割高になったと判断したら売却する。この手法を上手に活用することが出来れば、投資の選択を増やすことが出来ます。(※精度の高い分析テクニックや将来を予測するセンスなどが必要となり、難易度は高いと思います。ボトムアップ・アプローチでの投資判断につきましては、深く理解したうえで自己責任で投資が行える方にお勧めします。)

<まとめ>
投資を始めるのに、タイミングはあまり関係ありません。まずは証券口座を開設して投資してみる。そこからがスタートです。そのためにも、「トップダウン・アプローチ」での金融商品選択をおすすめします。(例)経済が成長している/人口が増えている/強い産業を持っているetc
「長期/分散/積立」ができる金融商品を選択する(投資信託はおすすめです。今後記事書きます。ご参照ください)。
目先(短期)の上げ下げに動揺しない。リスク(価格のブレ)があるから、資金を増やすことが出来るのです。ノーリスク・ハイリターン商品はこの世に存在しないと思ったほうがいいです…。自身の投資計画に則って、投資しましょう。(例)毎月1日に1万円ずつ投資する。
※「ボトムアップ・アプローチ」は個人的にはお勧めしませんが、分析力が身につき、ビジネスに応用できる点など、メリットもございます。
以上2点の投資手法から金融商品を選択する方法を紹介しました。

※注意事項
投資は、自己責任のもと、売買判断をお願いいたします。
投資売買による損失等については一切の責任を負いかねます。
個別具体的な投資助言のお求めについても対応いたしかねます。
以上、ご了承のほどよろしくお願いいたします。


投資手法①<トップダウン/ボトムアップ>” に対して2件のコメントがあります。

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